権威的、地位的な中国芸術論を否定し、真実を語る
歴史の検証、今日の動向、そして将来の展望を示す形で、オートクラシーの影響を受けた中国芸術の各時期の位置付けと問題点を客観的に取り上げた芸術史である。


第一章 近代芸術の起点
第二章 
戦乱中の芸術
第三章 
新中国芸術の構想
第四章 
芸術の大改造
第五章 
芸術家の哀歓
第六章 
現代芸術の構築
第七章 
現代芸術の泥濘と思考
第八章 
芸術の転機と改革開放
第九章 
芸術の精神と物質
第十章 
芸術の新世紀

著者略歴
王凱(wang kai)1959年中国杭州市に生まれ、1990年来日、早稲田大学大学院芸術学美術史専攻博士後期課程修了。博士号(文学)取得。2004年〜現在、武蔵野美術大学で教鞭を執っている。日中国際絵画交友会会長、国際書画大賞展実行委員会委員長、日本国際書画評論家協会会長、(社)日本美術家連盟正会員、作品は受賞多数、著書・論文多数。

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近現代絵画研究の重要な文献資料
                
(カラー・白黒合計200点余の貴重な図版を収録) 秀作社出版


 
中国芸術の光と闇
 波乱万丈の百年芸術史  王 凱 wang kai




■世界で初めて明かされる中国芸術の真実に迫った快著!動の歴史の中で近現代の中国芸術が
  いかに発展し、弾圧、規制されてきたか。芸術は権力を固める武器として、どのように人々に対する影響力を持ち得たか。
「日本」で活動している芸術家である著者自身が、芸術の現状と今後について深く考察したものである。

                                             ----- 秀作社出版

■近現代中国美術の解明とその中国の歴史、社会全体における問題点と位置付け
 を
考察している。
客観的な研究は日本においてこそ可能であり、それが中国人の手によって行われることは極
  めて意義のあることである。
                           ----- 美術批評家 藤枝晃雄

■もっと多くの人々が彼の作品を検討資料とされることを切望する。彼は中華思想に安住して日本
  美術から役立つものを吸収するかわりに、中華思想をかなぐり捨てて日本の美意識の根源をつきとめようとする意欲に駆られた。
                                          ----- 美術評論家 針生一郎

■中国近現代絵画の推移と現況とを叙述した力作である。本書の論考は、おそらく今後の中国の
  近現代絵画研究の重要な文献資料となるであろう内容を持つもので、私も大いに蒙を啓かれるところがあった。

                                          ----- 美術史家 水尾比呂志

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