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◆中国語・日本語/訳

日本美の探索
――王凱日本風土写生集――





 日本在住の中国人画家王凱が、まったく新しい道を指し示した。それらはともかく中国人が
日本的美意識に初めて真っ向から取り組んだ第一歩であり、だからこそ中日両国の芸術
家が対等に討論場を設定しえたのである。                              

――― 針生 一郎 (美術評論家・日本美術評論家連盟会長)


王凱の作品は、構成、色彩にもかなり力を入れている様子である。そして中国の伝統絵画
から脱皮し、新東洋絵画の制作もされており、私は敬意を表す。
             
――― 柴原 雪 (洋画家・社団法人亜細亜現代美術展創立者)


王凱の作品は技術もしっかりしており、誠実な人柄がにじみ出た好ましいものである。日本の
文化、習慣についてもよく研究している。さらに、彼が注目している「日本画」も、ヨーロッパ絵画
の技法、空間を取り入れつつ花鳥風月をモチーフとし「間」を重視している作品が多い。     

――― 白石 昌夫 (洋画家・和光大学学長・教授) 


王凱は幅広く現代絵画についての研究を進めている。その並々ならぬ追求心には頭が下がる。
その作品は伝統的中国画の深く味わいのある表現に現代的表現が加味されている。       

――― 後藤 信和 (日本画家・国際墨絵協会会長) 




 

「爛漫」――高原の春――
白樺の林に百花開く







「ひそひそ話」――朝霧の語らい――
春の朝 静けさの中








「赤い牧場」――大地を覆わうサンゴ草――
短い北国の夏を貪欲なまでに楽しむ牛の群








「秋気」――晩秋の詩――
秋に実りを楽しむ小さな命





 

「雪花乱舞」――凍てつく夜空――
深い雪を夢心地で戯れる









「晩鐘」
――残照に浮かぶ古塔――
暮れ泥む古都の空に響く鐘の音







「支笏湖の春の恋」――愛の告白
恋の季節を告げる春の湖





 
 
「奈良の秋」
――秋の昼――
昼食の鹿のささやき






「日本美の探索」という作品集は、中国人画家として日本の美を研究したものである。
本作品集は、日本風土を理解したい方、或いは中国語と日本語を対照して勉強したい
方に参考資料として役に立つであろう。                              


お問い合わせ:   国際書画大賞展実行委員会事務局 メール



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