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王凱 新作集 〜水郷旅情〜

王凱の感性には、欧米や日本の美術を先入観なく直下に感受できる能力がある、
と私は認めるものだが、それを活用して具現するのは自身の造形作品のほかには
ないのである。彼の近時の墨彩画と油彩画には、自身の望む方向に画境を着実に
展開しつつあることが明らかに見て取れる。現代は絵画解体の時期を迎えている
が、そういう状況やそれを良しとする立場は、王凱の画境とは無縁のものであり、
また無縁であることが王凱の画の存在を現代に主張し得る根拠であるだろう。
 
  ----水尾比呂志(美術史家・武蔵野美術大学名誉教授・前学長)


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月華

水郷行舟

行雲流水

烏鎮朝靄

烏鎮舟影

水郷悠々

群山聳雲

水郷叙情






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