―王凱水墨画芸術鑑賞集―
『自然美への賛歌』
東洋の筆墨と西洋の色彩による水墨造型の美学
王凱氏は現代中国画の創造を目指す新進気鋭の画家である。私が見た王凱氏の作品は、水墨と墨彩で、
あっさりした味わいがあり、皴法がなく、確かに日本人に親しみやすい筆致をもって描かれている。一方、
西洋色彩と東洋の筆墨を融合させた新しい表現を見出したのである。彼の作品には、人間を含め小動物
が雄大なる風景の中に描き込まれ、大自然の画面中に優和感を与えて浮き立ている。それが彼の画を特
色づけ、また彼の温かな人柄が滲み出ている。さらに、様々な技法を試みていると私は感じる。
――星山 晋也（ 美術史家・早稲田大学教授）
「愛之舞」
「春江水暖」
「桂林山水」
「子馬識途」
「静等」
「昼寝」
「冰封季節Ⅱ」
「霧竹恋語」
◆「王凱水墨画芸術鑑賞集」についてのお問い合わせ：国際書画大賞展実行委員会事務局 メール
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